年齢に関係なく子宮頸がん検査を行いましょう!
子宮頸がん検査なんて、自分とは関係ない話だと思っていいませんか?
20代の女性から、乳がんや子宮頸がんになることも近年では珍しくありません。
女性の場合健康診断を受けるときに、乳がんの検診を受ける機会がありますが、子宮頸がんの検査は自ら申し込みをしないと検査をする機会はありません。
乳がんの要因はハッキリと解明されてはいませんが、子宮頸がんの要因はHPV(ヒトパピローマウイルス)が大きいと考えられています。
無症状なので気が付くことは少ないですが、女性の半数以上の人は生きている間にHPV(ヒトパピローマウイルス)に感染するとも言われているくらいです。
決して珍しいことではありません。
HPV(ヒトパピローマウイルス)に感染したとしても、本来ならウイルスは自然と流れ落ちて完治するものなので心配する必要もないウイルスと言われてきました。
HPV(ヒトパピローマウイルス)とは、性交渉によって感染するウイルスのことで、いくつかのウイルスの存在があることがわかっています。
その中で特定されるHPV(ヒトパピローマウイルス)とがんには深い関わりがあるんですw(゚◇゚;)w
厄介なのは、長期に渡ってHPV(ヒトパピローマウイルス)が子宮頚部(入り口)に滞留してしまった場合のこと。
HPV(ヒトパピローマウイルス)により細胞変異を起こし、子宮頸がんの発症する確率が高くなるということです。
もしも、子宮頸がんになっていたとしても初期段階では何の自覚症状もありません。
進行は遅い、最悪の場合としては症状が進行した状態で見つかったときには治療自体がとても困難なことがあげられます。
逆に早期発見できれば治療は難しくはないので、性交渉の経験があり子宮頸がん検査をしたことがないのなら、早めに検査をしてみることをおすすめします。
子宮頸がんの検査
子宮頸がんの検査はどこで受けられるのでしょうか?
産婦人科でもちろん検査してもらえますが、お住まいの地域の自治体が指定する機関で検診すれば補助金まで出るところまであります。
ただし、日時の指定や開催期間などがあって、忙しくて都合を合わせられないなんて人もいるようです。
産婦人科でも健康保険が適用できるので、子宮頸がん検査と超音波検査(エコー)合わせても5,000円〜10,000円程の費用で検査ができますよ。
子宮頸がんを疑う症状がなければ、超音波検査は必要ないかも?
検査方法
子宮頸がんの検査方法には大きく分けて3種類あります。
- 問診
- 視診
- 細胞診
問診
問診票に沿って記入したことを医師が気になるところを詳しく聞いてもらえる形式です。
視診
膣内に専用の鏡を挿入し、医師が肉眼にて子宮頸部の炎症の有無やおりものの状態を診察します。
細胞診
発見率が高く世界でも主流の検査方法で、専用の道具を使って子宮頸部の細胞を採取します。
検査結果が出るまでには1週間程かかります。
医師だとわかっていても見られるのが恥ずかしいなら
自宅で自分でもできる方法として、自ら子宮まで器具を挿入して細胞を採取する方法もあります。
何回か擦りつけるだけなので、時間にしても数十秒で簡単に採取できます。
採取した細胞を郵送すると数日後に結果が送られてくるので、顔すら見られることもありませんし、忙しくて時間がない人でも検査が可能なんですよ。
「自分では上手に細胞が採取できないかも?」
なんて心配になりますよね?
アメリカやヨーロッパでは、ほとんどの女性は病院に行かなくても自分で採取する検査方法を選択しています。
その理由は、自分で採取した細胞と医師が採取した細胞と比べてみても同等の検査結果が出るというデータがあり、自宅で採取する人が珍しくないからなんですよ。(☆_☆)
自分で採取する子宮頸がん検査
検査キットを使って検査できる医療機関
GME医学検査研究所
子宮頸がんだけでなく、胃がんや大腸がんの検査も検便を送って検査ができます。
365日休みがないので、専属の臨床検査技師が常駐しているので検査もスピーディーです。
土日祝日も関係なく17時までの注文は即日発送で出荷してくれますよ。
9,050円(税込)送料無料
予防会
医療法人社団 予防会は、新宿クリニック・新宿サテライトクリニック・川崎クリニック・横浜クリニック・福岡クリニックで構成され、全国の産婦人科や泌尿器科をはじめとする27のクリニックと提携している医療法人社団です。
6,800円(税込)送料無料
日本女性は子宮頸がんについて意識が低い
アメリカでは、80%以上の女性が子宮頸がんの検査を行っています。
それに比べて日本人が子宮頸がんを検査する人は20%台と自分には関係ないと思っている人が多いようです(。_。;)
これはアメリカの女性は人種的にも精力が強いこともあり、しっかりした性教育も行われているので子宮頸がんに対しての知識も高いことが伺えます。
欧米並みとは言いませんが、近年の日本人女性も性に対してオープンになりつつあります。
避妊に対しての性教育は行われますが、多数の男性と性交渉を行うリスクについての教育を受けることもありませんよね?
男性経験が一人増えると、必然とHPV(ヒトパピローマウイルス)に感染する確率も高くなります。
膣内にHPV(ヒトパピローマウイルス)が滞在する時間も長くなるので、子宮頸がんは他人事ではありません。
子宮頸がんになる日本人の確率は1/74というデータがあります。
74人の女性がいれば、子宮頸がんの女性が1人いる計算です。
2年に1度は、細胞診による子宮頸がん検査が推奨されています。
子宮頸がんの疑われる症状
下記の症状が表れたときには、早急な検査をおすすめします。
- 月経中でないときの出血
- 性行為中の出血
- おりものがこれまでとは違う
- 月経期間が長くなった
- 月経血の量が多くなった
子宮頸がんになった有名人
橋メアリージュン
坂井泉水
大竹しのぶ
仁科亜希子
向井亜紀
加賀美早紀
美憂
原千晶
森昌子
三原じゅん子
古村比呂
検査は流行で終わらせてはいけない
どんな病気でも、テレビで取り上げられたときにはその病気は話題となり、検査を受ける人も流行のように一気に増えます。
上記の有名人が、子宮頸がんを発表した直後は検査する人もかなり増えました。
しかし、一時的です。
検査をすることはとても大切なことですが、一時的なものではなく、定期的に行うことが必要だと考えています。
私が言いたいのは、誰だってどんな病気にもなる可能性があり、話題になった検査だけを受けて満足するものではないのです。
検査の目的は、早期発見です。
病気になる人数や割合が高い病気こそ、検査をし続けることが必要なんですよ。
あなたの命を守るために、医師が推奨する2年に一度は検査を受けてみるようにしましょう!